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MRI検査


MRIとは?

MRI(磁気共鳴画像)とは、電波と強力な磁石を使ってコンピューター処理により体の内部の状態を検査する方法です。

CT検査と異なりX線は使用せず、磁場とラジオ波と同程度の周波数をもつ電波を体に当てることにより、体を傷つけることなく、いろいろな角度からの断面像を得ることができます。また、撮影方法を変えることにより立体的に表示することも可能です。

検査当日は?

  • 検査着に着替えていただきます。(安全管理のため)
  • 検査が安全に行えるように、問診と金属探知器によるチェックを行います。(時計、指輪、イヤリング、入れ歯等の金属は、すべて外していただきます)
  • 検査室に入り、検査用ベッドに横になりトンネルのような筒の中に入っていただきます。
  • 検査が始まると工事現場付近にいるような大きな音がします。
  • 検査時間は、おおむね約15分から20分程度です。(当院)

検査適応となる病気

脳動脈瘤(くも膜下出血を起こしやすい病気)の発見。体に傷をつけることなく脳血管の撮影ができます。さらに特殊な画像処理をすることにより本物の血管に近い立体感のある写真が撮れます。
  • 脳梗塞や、首など血管の動脈硬化の様子。
  • 脳腫瘍など脳外科領域。
  • 首、腰などの椎間板ヘルニア、膝のじん帯などの整形外科領域。
  • 骨盤内の婦人科領域。(子宮筋腫、卵巣嚢腫など)
  • 骨盤内の泌尿器領域。(前立腺、膀胱など)
  • 皮膚にできた腫瘤などの皮膚科、形成外科領域。
  • その他眼科、耳鼻科領域。
対象となる体の場所は全身ですが、病気によってMRI検査だけでは、診断が困難なものもあります。

検査を受ける時の注意点

下記に該当される方の中には、磁石または電波の作用により安全に検査を行えない場合があります。主治医または放射線技師にご相談ください。
  • 体内に心臓ペ-スメ-カ-が入っている方。(心臓が止まってしまいます)
  • 脳動脈クリップが入っている方。(材質により検査可能な場合もあります)
  • 入れ墨がある方。(色が薄くなるかもしれません)
  • 妊婦、妊娠の可能性がある方。(胎児に対して安全性が確立されていません)
  • 狭い所が苦手な方。(閉所恐怖症の人は出来ません)
  • インプラントの種類によっては検査ができない場合があります。
  • インスリンポンプ、グルコース測定器は装着したままでは撮影できません。
対象となる体の場所は全身ですが、病気によってMRI検査だけでは、診断が困難なものもあります。
その他、疑問点などありましたらお気軽に担当医師、またはMRI検査担当放射線技師におたずねください。

MRI画像の例

左から 頭部血管  頭部矢状断面  頚椎矢状断面

左から 胆のう、すい臓の画像  腹部の横断面  膝関節の矢状断面