脳神経外科
特色
- 脳神経外科は、脳血管障害や脳腫瘍、頭部外傷、先天奇形、炎症性疾患、機能的脳外科、脊髄疾患など多くの分野に分けられています。
- 当院ではすべての分野において、専門的治療が受けられるように万全の体制を整えておりますので、お気軽にお尋ね下さい。
- 当院は県下で2番目の定位的放射線治療(脳腫瘍、脳動静脈奇形など)を開始した病院で、既に数多くの患者さんが治療を行われました。
一次脳卒中センターに認定されています
一次脳卒中センター(PSC:Primary Stroke Center)とは
地域の医療機関や救急隊からの要請に対して、24時間365日脳卒中患者を受け入れ、急性期脳卒中診療担当医師が、患者搬入後可及的速やかに診療(rt-PA静注療法を含む)を開始できる施設です。
日本脳卒中学会が定めた8項目の認定基準を満たし、外科的処置が必要な場合、迅速に脳神経外科医が対応できる体制となっています。
また、日本脳卒中学会が定めた6項目の認定基準を満たし、日本脳卒中学会研修教育施設としても認定されています。
日本脳卒中学会が定めた8項目の認定基準を満たし、外科的処置が必要な場合、迅速に脳神経外科医が対応できる体制となっています。
また、日本脳卒中学会が定めた6項目の認定基準を満たし、日本脳卒中学会研修教育施設としても認定されています。
【JND(Japan Neurosurgical Database)日本脳神経外科学会データベース研究事業】
日本脳神経外科学会独自のデータベース、Japan Neurosurgical Database(JND)の研究事業に参加しています。
症例登録は、2018年1月以降に行われた手術だけでなく、検査や読影、内科治療といった非手術症例の登録も含み、日本の脳神経外科領域における診療内容のより正確な実態把握と、専門医制度と強く連携したデータベースを目的としています。
JNDへ登録を開始するにあたり、当院の倫理委員会に申請、承認を得ており、オプトアウトを行っております。
症例登録は、2018年1月以降に行われた手術だけでなく、検査や読影、内科治療といった非手術症例の登録も含み、日本の脳神経外科領域における診療内容のより正確な実態把握と、専門医制度と強く連携したデータベースを目的としています。
JNDへ登録を開始するにあたり、当院の倫理委員会に申請、承認を得ており、オプトアウトを行っております。
主な対象疾患
脳血管障害
脳出血、くも膜下出血、脳梗塞などに代表される疾患です。 突然発症し、その部位により様々な症状を呈します。
脳腫瘍
良性のものから悪性のものまで、脳腫瘍といっても様々なものがあります。 その治療法として、手術や放射線治療など様々です。
頭部外傷
文字通り頭部のケガです。頭蓋骨の中に出血することが心配されます。 その程度によりまた、年齢によりおきてくる頻度が異なります。
先天奇形
幼少期に発見されるものだけでなく、血管奇形など青年期になってから発見されるものもあります。
炎症性疾患
髄膜炎、脳膿瘍などがその代表疾患です。
機能的脳外科
難治性のてんかん、パーキンソン病などに対する手術についての分野です。
脊椎疾患
頚椎のヘルニア、脊柱管搾取などが当院で扱っている分野です。
ボツリヌス療法を施行しています
脳卒中や脊髄損傷、多発性硬化症などの病気が原因で手足の筋肉がつっぱったり、こわばったりする後遺症(痙縮・けいしゅく)を来すことがあります。痙縮の症状があると、痛みに悩まされたり、歩く・服を着る・物をつかむなどの日常生活に支障を生じます。高齢化が進む蒲郡市においては、介護の負担を増やす大きな原因ともなります。後遺症の治療ではリハビリテーションが大切ですが、筋肉を緊張させている神経の働きを抑えるボツリヌストキシンという薬(ボツリヌス菌が生産する天然のたんぱく質)をこわばっている筋肉に注射するボツリヌス療法も有用です。筋肉のこわばりが軽減することで、患者さんにとっては痛みが軽減し動きやすくなり、介護者にとってはおむつ交換や着衣交換時の負担が軽減できます。蒲郡市民病院でボツリヌス療法を受けることができます。
ボツリヌス療法により動かなかった手足が動くようになるわけではありません。効果は一時的で、個人差はありますが3~4カ月で効果はなくなるため3~4カ月毎に治療を受けることが必要です。保険適用になってる治療法で、身体症害認定1級あるいは2級を認定されている方は医療費の自己負担分が減免される可能性があります。
興味を持たれたら、脳神経外科外来までお問い合わせください。
ボツリヌス療法により動かなかった手足が動くようになるわけではありません。効果は一時的で、個人差はありますが3~4カ月で効果はなくなるため3~4カ月毎に治療を受けることが必要です。保険適用になってる治療法で、身体症害認定1級あるいは2級を認定されている方は医療費の自己負担分が減免される可能性があります。
興味を持たれたら、脳神経外科外来までお問い合わせください。
脳卒中相談窓口
患者さんやそのご家族が、脳卒中に関する退院後の生活等、様々な不安や悩み事について相談できるよう医療ソーシャルワーカー等が、お話をうかがい解決に向けて一緒にお手伝いさせていだきます。
受付場所:5 患者支援センター
相談受付時間:月曜日~金曜日 9:30ー16:00
対象:脳卒中で入院中または通院中の患者さん・ご家族
▽相談内容
受付場所:5 患者支援センター
相談受付時間:月曜日~金曜日 9:30ー16:00
対象:脳卒中で入院中または通院中の患者さん・ご家族
▽相談内容
- 脳卒中の治療・予防や後遺症について
- 退院後の自宅での生活について
- 当院での治療後の転院について
- 介護保険や在宅医療等の様々な福祉サービスについて
- 医療費の支払いや生活費の心配について
- 仕事のことについて など
診察週間予定表
曜日 | 午前 | 午後 |
月曜日 | 神田 佳恵 大沢 知士 |
手術・検査 |
火曜日 | 神田 佳恵 | 手術・検査 |
水曜日 | 杉野 文彦 大沢 知士 |
手術・検査 |
木曜日 | 小出 和雄 大沢 知士 |
手術・検査 |
金曜日 | 小出 和雄 | 手術・検査 |
この表は予定表です。医師の出張などで変更されることもありますので、詳しくお知りになりたい方は11番受付までお尋ね下さい。
11番受付 電話番号:0533-66-2214
11番受付 電話番号:0533-66-2214
医師紹介(常勤医師)
杉野 文彦(すぎの ふみひこ)脳神経外科顧問
所属:脳神経外科
資格等 |
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小出 和雄(こいで かずお)第2診療局長兼脳神経外科部長
所属:脳神経外科
資格等 |
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神田 佳恵(かんだ よしえ)脳神経外科第2部長兼リハビリテーション科部長
所属:脳神経外科/リハビリテーション科
資格等 |
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大沢 知士(おおさわ ともし)脳神経外科第3部長
所属:脳神経外科
資格等 |
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