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診療科・部門

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血管撮影



血管撮影って何?

カテーテルという細い管を直接血管内に挿入し目的の血管を造影します。

脳血管や心臓血管、腹部血管などの造影や治療には、各疾患によってもかかる時間が異なり検査時間は1時間から4時間程かかります。

施行前には入院が必要で事前の検査を済ませ、造影検査に備えていただきます。

血管撮影の事例

脳血管造影

脳血管障害と脳腫瘍の診断を目的に施行されます。また、急性期の脳血管障害に対する治療も行われています。

微小カテーテルを用いて塞栓物質を注入する塞栓術や、血栓溶解剤を注入する血栓溶解術を行ったり、大きな動静脈瘻や、動脈瘤では離脱式のバルーンや金属コイルを用いた治療も行われます。

心臓カテーテル検査

心弁膜疾患、虚血性心筋障害などの診断と治療目的で行われます。

カテーテルを選択的に冠動脈に導入し、狭心症や心筋梗塞の原因である血管狭窄の診断、あるいはその治療も行われます。また、心臓カテーテル法を用いて、心臓内圧測定、血液ガス分析、血流量測定、心拍の調節なども行われます。

胸腹部血管造影

対象疾患は肝臓・膵臓腫瘍、腎腫瘍、臓器出血、大動脈病変などがあり、目的血管へカテーテルを導入し血管造影を行い、疾患によっては塞栓物質や薬剤の注入も行います。

四肢血管造影

対象疾患は閉塞性動脈疾患や骨・軟部組織腫瘍などがあり、この検査法も動脈硬化などで狭くなった動脈内腔を広げる経皮的血管形成術などに利用されます。

当院では緊急性の高い患者さんに対しては常時検査、治療ができる体制をとっています。