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先輩薬剤師の声


Sさん(2017年入局)

・私の仕事
内科病棟と抗菌薬適正使用支援チーム(AST)を担当しています。
病棟では患者さんへ入院中に開始する薬の服薬指導や持参薬の確認、医師や看護師などからの問い合わせ対応や情報提供などを行ったりしています。
ASTでは抗菌薬の不適切な使用や長期間の投与を把握して、必要に応じて主治医へ適切な抗菌薬の使用を推奨したり、広域抗菌薬使用事例や血液培養陽性事例等を対象に、モニタリングを実施しています。近年、抗菌薬適正使用加算が新設され、注目度の高い抗菌薬適正使用の推進に関わることはやりがいのある仕事だと思っています。

・薬剤師として
病棟で患者さんへ服薬指導をする前は毎回緊張します。
どのように説明すれば伝わりやすいのか、言葉遣いは適切なのか、不安でいっぱいの中治療することを選択した患者さんに対してどのような熱量で接すればよいのか。
患者さんと話をしている間にもたくさんの不安がよぎります。しかし、自分よがりの説明では意味がないので、患者さんとの信頼関係を構築し、この薬剤師から話を聞くことができてよかった、わからないことがあったら聞いてみようと思っていただけるように接することを心掛けています。
また、病院薬剤師の特権ともいえる他職種との連携を大切にし、積極的にコミュニケーションをとるようにしています。

・蒲郡市民病院のいいところ
職場の雰囲気が良く、困ったらすぐに相談できる上司、先輩がいることです。昨今、問題になっている病院薬剤師の人手不足は当院でも他人事ではありません。しかし、多忙な業務の中でもお互いに尊重し、協力し合うことのできる関係性を築くことができていると感じています。
また、平成30年に名古屋市立大学連携病院となり、医師の充実、医療機器の導入・更新など、患者さんに提供する医療の質の充実が急速に図られており、医療スタッフのスキルアップにも繋がっています。令和8年夏頃には新棟が設立される予定です。

・印象にのこっているエピソード

私が新人で右も左もわからなかった頃から継続的にフォローさせていただいている患者さんとそのご家族の方から、ある日ふと、「いつも本当にありがとうね。」と言われた時に涙が出そうになりました。薬剤師はどちらかというと縁の下の力持ちのような存在で、当時は病棟も担当していなかったため、患者さんやそのご家族から直接感謝の気持ちを伝えてもらえることはあまり多くはありませんでした。ただ、この時に私に向けられた笑顔を見て、私が今までしてきたことは間違っていなかったんだな、と自信を持つことができるきっかけとなりました。

・今後の目標
蒲郡市における基幹病院は当院しかありません。地域密着型の病院として近隣住民の方が安心できる存在だと認めていただけるためにも、日々進歩していく医療に取り残されず、自己研鑽に励んでいきたいと思っています。