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病院紹介

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ごあいさつ



最高経営責任者 城 卓志

平成30年4月より最高経営責任者に着任いたしました 城 卓志 でございます。何卒よろしくお願い申し上げます。

今回の私の着任は、前任地である名古屋市立大学と蒲郡市との市民病院に関する連携協定が成立したことで実現いたしました。この基盤にある考え方は、一口で言えば蒲郡市民病院の医療機関としての機能の充実・強化です。現在、大都市近郊の一部を除き多くの自治体病院は深刻な医師不足に悩んでいます。

当院も例外ではありませんが、今回の提携によって私を含め、8名の医師が新しく増えました(具体的には、呼吸器内科、内分泌・糖尿病内科、消化器内科、泌尿器科、眼科、皮膚科です)。これは、蒲郡市が名古屋市立大学医学部に寄附講座(地域医療連携推進学)を設置したことにはじまりましたが、名古屋市立大学はさらに診療や地域の医療課題の研究、医師の教育など行うために、地域医療教育研究センターを設置しました。そのセンターに医学部の教員として医師を募集し、医学部の選考委員会で教員の資格を判定したうえで任命し、大学の教員の資格を持ったまま蒲郡市民病院に赴任できる仕組みを新たに作ったのです。

これは愛知県下では初めてとなる試みであり、現在は8人の医師のうち、教員の資格をもって赴任したのは私を含めて4人(教授2名、講師2名)ですが、この仕組みによって大学病院に遜色ない医療がこれまで以上に提供しやすくなったのです。これまでは大学の医局レベルの医師の派遣でしたが、大学レベルの総合的な派遣がスタートしたことで、他の市民病院とは違う大学病院レベルの医療、例えば保険で認められる前の先端的医療も蒲郡市民病院でより円滑に提供することが可能になりました。このようなことから、蒲郡市に拠点を持つ企業と連携して白斑の治療などの再生医療を進めていくことも予定されています。

まだ始まったばかりですが、職員一丸となって新しい蒲郡市民病院の改革に取り組み、市民の皆様に安心して受診できる病院を目指して行きたいと思っておりますので何卒よろしくお願い申しあげます。

最後になりましたが、当院にご尽力を頂きました皆様方には心より御礼を申しあげるとともに今後ともかわらぬご指導を賜りますようお願い申しあげ、就任のあいさつとさせていただきます。

最高経営責任者 城 卓志

最高執行責任者 河辺 義和

患者さんに対して、最善の医療を行う。

蒲郡市民病院は愛知県東三河南部医療圏の中核病院として、蒲郡市民約8万人を始め周辺地域の皆さんを含め約12万人の二次医療をカバーしています。
診療科は27科、総病床数は382床で、日々最善の医療を心がけています。

当院の使命は、この地域の基幹病院として地域医療計画に基づき、医師会の先生方としっかり連携し、救急医療はもちろんのこと、地域のニーズに合った入院を中心とした質の高い医療を皆さんに提供することにあると思います。加えて保健所、保健センター、行政とも緊密に連携し、病気予防への取り組みも含めた患者本位の医療を実践し、病気の早期発見、早期治療に努めていくことも重要であると考えています。

この考え方は新型コロナウイルス感染症対策にもそのまま当てはまり、しっかりした対策と備え、協力体制をとり、この難局を皆さんと共に乗り越えてまいりたいと思います。

平成30年4月の名古屋市立大学との寄附講座開設により、医師の充実、医療機器の導入・更新など皆さんに提供する医療の質の充実が急速に図られており、大学病院に遜色のない医療の提供に向け、努力しているところであります。平成31年度には現在地への移転以来、初めての黒字化を達成することができました。これもひとえに市民の皆さんをはじめ、当院にご縁のある方全ての皆さんのご理解・ご支援により成し遂げられたものであり、深く感謝申し上げます。

蒲郡市民病院の基本理念は、"患者さんに対して、最善の医療を行う"ことです。
我々職員全員がこの基本理念を肝に命じ、患者さんの立場にたった、患者さん中心の安心、安全で思いやりのある医療を提供していきたいと思います。また医療提供の根幹である医師を含めた人材育成に努め、医業収益改善に向けた経営基盤の安定化にも力を入れてまいります。

蒲郡市民病院の使命と責任を認識しつつ、"市民病院があるから安心だ"と思っていただけるような病院であり続けるため、城卓志最高執行責任者、中村誠院長ともども、更なる努力を積み重ねて地域医療を守っていきたいと考えています。

今後とも蒲郡市民病院をご支援いただきますよう、よろしくお願いいたします。

最高執行責任者 河辺 義和

病院長 中村 誠

皆さんが誇れる蒲郡市民病院を目指して

令和2年10月1日付で河辺義和(現最高執行責任者)の後任として、市民病院長に就任しました 中村 誠 です。この場をお借りして皆様にご挨拶させていただきます。

私は昭和58年に名古屋市立大学を卒業、医籍を取得し、同年4月から平成31年3月まで、豊川市民病院で勤務し、同年4月から副院長として当院で勤務しております。三河湾と背後の山並みを見渡せる当院の立地は大変贅沢な環境であり、職員一同穏やかさを保ちつつ、緊張感をもって医療を提供させていただいております。

新型コロナウイルスにより世界中でこれまでに類を見ないような国と国、人と人などありとあらゆる繋がりの分断が生じ、この解決に英知の結集が求められています。ここ蒲郡市におきましても例外ではなく、行政、医師会などとも連携し、万が一罹患してしまった場合におきましても、市内唯一の二次医療機関として安心の検査体制と医療体制を敷き、最善の医療を心がけてまいります。

令和2年10月から人工透析病床を5床とした透析センターを開設します。今後、腎臓内科医の常勤医の赴任によって、より一層充実した医療を提供させていただけると考えています。

今後は医療の世界にもAI技術がどんどん採用される時代の到来が予想されています。当院も時代の波に乗り遅れないよう、より正確・迅速に身体負担の少ない医療の提供を目指してAIの導入についても検討してまいります。

地域医療を取り巻く状況は刻一刻と変化しておりますが、名古屋市立大学との連携を柱とし、皆さんが誇れる蒲郡市民病院を目指して、城卓志最高経営責任者、河辺義和最高執行責任者と共にさらなる努力を積み重ねて地域医療を守っていきたいと考えています。

今後とも蒲郡市民病院をご支援いただきますよう、よろしくお願いいたします。

病院長 中村 誠

蒲郡市民病院の「歴史」「地域における役割」「大学との連携」「再生医療」「今後の展望」
中村 誠 病院長が語った内容についてはこちらから